街を歩きながらのウォーキング講座シリーズ
♪Good Walking Good Life ♬
M.MOWBRAY SPORTS アンバサダー ウォーキングトレーナー 池田ノリアキです。
街を歩きながらのウォーキング講座シリーズ足元は愛用のウォーキング用シューズ+バランスαです。今回は滋賀県彦根駅からゴールを目指します。
そして今回の講演テーマは、「スポーツシューズの機能性とは?」その①について解説します。
前職時代、シューズ企画開発ではスポーツシューズの特長を「8つの機能性」で評価してました。
「8つの機能性」とは、シューズ機能を考え比較、評価する8種類のモノサシみたいなものです。
今回は私がウォーキング用シューズで最も重要な機能性と考える「安定性」と「クッション性」の2つを解説します。
まずウォーキングでの「安定性」とは、着地から蹴り出しまでの重心移動をブレずに効率良くできることです。そのために、必要なことは
▢ かかと部の芯(ヒールカウンター)やソールのねじれを予防
├ かかと部の芯(ヒールカウンター)は着地した時に受ける荷重で踵がブレないように安定する役目があります。
▢ 樹脂パーツ(トラスティック)などをチェック
├ ソールのねじれ予防樹脂パーツ(トラスティック)は着地~爪先への重心移動をスムーズにするのが役目です。
「クッション性」とは、衝撃緩衝性+反発性のことです。主にミッドソール素材の適度な硬度、厚みをチェックします。
メーカー独自の衝撃緩衝材やクッション材も色々ありますが、感じ方は個人差があるので実際に履いてみましょう。
▢ 筋力が低下した高齢者
▢ 足腰に不安がある人
▢ 肥満の人
特に、上記のような方は、ウォーキングにおける「クッション性」は重要な機能だと思います。
そして、スポーツシューズの中でこれら2つの機能性が最も優れているのは、「初心者用ランニングシューズ」です。
ウォーキングに取り組む人には、高齢者やダイエットなど、足腰の筋力不足やバランスが不安定な人が多いと思います。
つまり、ウォーキング用のシューズには、着地衝撃から足腰を守る機能、バランスを崩さずグラつかない機能が必須です。
ウォーキングにはウォーキングシューズを選ぶ人が多いと思いますが、まず機能性を比較して選ぶことをお勧めします。
今回の目的地は・・・「国宝彦根城の天守閣」です。ひこにゃん看板と一緒に記念撮影しました!
<足裏/体の土台の安定効果>
今回のテーマに合わせてシューズ機能効果との関係についてです。歩く時は片足で全体重を支えるので、足裏がグラつかない安定性が重要です。シューズの安定性は踵部、ソールの捻れにくさがポイントになります。
「バランスα」は、踵部からアーチにかけて捻れを抑え安定性を向上する樹脂パーツ「コンフォートアシスト機能」を搭載、足裏安定に役立ちます。
Good Insole Good Walking !
以上です。次回もお楽しみに!